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職員の懲戒処分等について

事案1

処分年月日
令和6年6月25日
職名
会計年度任用職員(運転士)
性別・年齢
男性 41歳
処分内容
停職 4月
処分事由
特に著しい速度超過等による交通法規違反等
事案の概要
 令和6年5月15日(水)山口宇部道路を自動車で走行中、交通局のバスが時速100km超のスピードで追い越していったとの匿名の通報を受け、ドライブレコーダー及びデジタルタコグラフで確認したところ、山口宇部空港と新山口駅を結ぶ路線において、山口宇部道路を回送中の午前7時台及び午後3時台の2回にわたり、制限速度が時速80kmの区間において、時速120kmを超える著しい速度超過での走行が判明、また、制限速度が時速70kmの区間においても同様な走行により、時速50kmを超える特に著しい速度超過を確認した。
 さらに、ドライブレコーダーによる当日の運行確認において、いずれも山口宇部道路を回送中、シートベルト非着用による走行と電子タバコを喫煙しながらの走行も判明した。

事案2

処分年月日
令和6年6月25日
職名
正規職員(運転士)
性別・年齢
男性 50歳
処分内容
停職 3月
処分事由
運転中のスマートフォン操作による交通法規違反等
事案の概要
 令和6年6月4日(火)、乗車した交通局のバスの運転士が携帯を触っており危ないとの匿名の通報を受け、ドライブレコーダーを確認したところ、該当する便の始発から終点までの間、停車中だけでなく走行中においても、合計で20回以上にわたり、私物のスマートフォンを操作・閲覧していた事実を確認した。
 また、ドライブレコーダーによる当日の運行確認において、始発バス停にて待機時間中に2回、車内(ステップ上)で電子タバコを喫煙していた事実も判明した。
 さらに、過去の運行確認において、5月27日(月)、運行途中にも関わらず、自己判断で時間調整のため終点直前のバス停で停車し、車外で喫煙していた事実も判明した。

管理監督責任

給料の自主返納
 今回のたび重なる職員の不祥事を受け、交通局長の7月分給料の10%を自主返納します。

その他の処分
 管理職4人(次長、課長、副課長、統括運行管理者(副課長))に対し、指導監督不適正の事由により、文書にて訓告を行いました。

職員の懲戒処分に関する交通局長コメント

 このたび、全体の奉仕者として、各種法令等を率先して遵守し、市民の模範となるべき立場にある複数の職員が、危険運転につながる特に著しい速度超過のほか、運転中のスマートフォン操作など、複数の法令違反を行ったことは、社会人として、また、公務員としては勿論、プロドライバーとしても言語道断であり、市民及びバス利用者の皆様の信頼を大きく損ねることとなったことを深くお詫び申し上げます。
 本年2月、当局運転士の危険運転による交通法規違反の発生により、市民及びバス利用者の皆様からの期待を大きく裏切り、信頼回復に向け交通局職員が一丸となって再発防止に取り組んでいる最中に、再び複数の運転士による交通法規違反等が発生したことは、特に、安心安全な運行を使命とする交通局の信用を、再び大きく失墜させることであり、極めて遺憾であります。
 今後、再びこのような法令違反を起こさぬよう、また、安心安全な運行の確実な実行のため、全職員に対し強く指導・徹底するとともに、再発防止策の確実な実施により、市民及びバス利用者の皆様の信頼回復に万全を期するよう努めてまいります。

交通局長 大谷 唯輝(おおたに ゆいき)
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